ビール片手に川下り!はじめてのチュービング体験
こんにちは!髙本(こうもと)りなです🦆
月曜日はニューハンプシャーに来てから初の丸一日オフで、
生まれてはじめてチュービングという川下りの遊びを体験してきました!
チュービング(Tubing)とは、トラックのタイヤチューブを利用し川下りをしたり雪上を滑走する遊び。アウトドア・アクティビティのひとつとして人気がある。雪上のチュービングは特に、スノー・チュービングとも呼ばれる。(Wikipedia:チュービング)
最初、川下りって聞いてこういうのを想像してたんですが
実際はめちゃくちゃ穏やかで、流れのゆっくりな川を浮き輪に乗ってぷかぷかしながら、豊かで静かな自然の中を数時間かけて下っていくというものでした
(↑今回参加したSaco River(サーコ川)チュービングセンターの公式サイト、画像クリックで開きます)
アメリカには大きな川がたくさんあって、このチュービングというアクティビティがとってもポピュラーだそうです!(ルー大柴さんみたいになった
時々こんな風にちょっと流れの早いところもあって、遊園地のアトラクション気分を味わえます
お尻を岩にぶつけないように注意が必要(2回ぶつけました)
ちなみに流れの早いところのことは英語でRapid(ラピッド)といいます
日本でも「快速電車」などの英訳でよく使われている単語ですね😃
役者さんや制作スタッフの方たち20人くらいで参加しました!
受付の壁に注意書きで
「サーコ川は自然の川で、ディズニーのアトラクションではありません。自然災害のおそれがあります」って書いてた
こちらにはその日の気温や水温、目安の所要時間などが書いてあります
ガラスのボトルは持ち込み禁止、見つかったら罰金100ドルみたいです
チュービング料金は一人20ドル(2000円ちょっと)!やすい!
ここのカウンターで、
「万が一死んでもチュービングセンターは責任を負わないから同意してね」っていう書類にサインします(The アメリカ)
写真には写ってないけど荷物用のフロートも借りられて、
そこに飲み物や食べ物を入れたクーラーボックスを入れて一緒に下っていきます
浮き輪の上でビール飲んでお菓子食べて、みんなで音楽聴いて歌ったり、途中でビーチを見つけたらちょっと上陸して遊んだりしながらゆっくり進んで
最終地点についたのはなんと6時間後でした
みんなで川をゆっくり下りながら飲み会してるっていうのは初めての体験で、開放感と自然の癒しとパーティーが全部合わさった不思議な感覚でした!
あまりに長い時間浮き輪の上でぷかぷか揺れてたのと、ずっと水の音を聞き続けてたので
夜眠りに落ちる瞬間に、水の音とまだ川の上にいる感覚が突然よみがえってきて目が覚めるっていうのを3回くらい繰り返してウワーってなりましたが笑、
めちゃくちゃリフレッシュできて気持ちよくて最高でした😎
みなさんもアメリカに来たらぜひトライしてみてください!
その際は日焼け止めと帽子とサングラスをお忘れなく、、⚠️
私は帽子もサングラスもなくて、日焼け止めは出発前に塗ったけど持って行かなかったので塗り直しできず、腕と足が真っ赤に焼けてヒリヒリしてます。。
ちなみに、日本でもチュービングできるところがいくつかあるみたいです!
一人6〜7000円とアメリカと比べたら割高ですが、日本に帰ったときチュービングしたくなったら行ってみようと思います:)
終わった後はみんな究極におなかがすいてたので、近くの美味しいピザ屋さんに行っておなかいっぱいピザを食べました
川から上がった後でちょっと体が冷えてたからピザ窯の熱気があったかかった。。
ニューハンプシャー来てからシリアルバーとかバナナばっかり食べてたから久しぶりのがっつりしたごはんでした🍕
たくさんリフレッシュできたので公演2週目もがんばります:)
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アメリカの避暑地でミュージカル:The Producers
こんにちは!髙本(こうもと)りなです🍄
日曜日からミュージカルのお仕事でニューハンプシャー州のTamworthという避暑地に来てます😊
空気おいしい!
涼しい!
携帯が圏外!😶
夏にプロのミュージカルアクターの人たちが滞在して公演を行う劇場はサマーシアターと呼ばれていて、アメリカには300以上のサマーシアターがあるそうです
私も役者さんたちと一緒に、劇場から徒歩2分のところに滞在しています
いちばん上の写真の階段を上がったところが私のお部屋:)
アメリカで一番古いサマーシアターのThe Barnstormers Theatreからミュージカルお仕事のオファーをいただいて、月末からニューハンプシャーいってきます😍
— 髙本りな 🎹 Rina Kohmoto (@RinaKmt_pf) 2018年6月9日
今年でなんと88年目のシーズン😮❗️米寿🎊 pic.twitter.com/ZE6w94WxTd
(↑一番古いって書いてたけど正しくは「一番長い間プロフェッショナル・サマーシアターとして運営されている」でした)
ミュージカルの楽譜とどいた❣️奥にあるのはディレクターからの指示書で何小節目にこの音色出してねって細かく書いてあります📝 pic.twitter.com/bH0Xu009og
— 髙本りな 🎹 Rina Kohmoto (@RinaKmt_pf) 2018年6月14日
今回私が参加するのはThe Producers(ザ・プロデューサーズ)というミュージカルです
1968年の原作映画が2001年にブロードウェイ・ミュージカル化されて大ヒット、2005年に再度映画化されたという作品で、日本でも翻訳版がV6の井ノ原快彦さん・長野博さんの主演で上演されたみたいです🙂
私はオーケストラピットのなかで、キーボーディストとして金管木管楽器や効果音などを担当してます🎺!
主要な登場人物が6人くらいいるんだけど全員とにかくアクが強い
舞台の上で喋って動いてるの見てるだけでも楽しくて、
演じてる役者さんたちすごいなあ、、って思いながらオケピから見上げています
普段からブロードウェイなどの舞台で活動してる人たちも多く、歌も踊りも演技もほんとにクオリティが高くて、同じ空間にいるだけでたくさん刺激をうけます!
しかもみんなめっちゃ優しい。。
あとすごく背が高い🙄
(劇場の目の前のカフェ)
(前に来たときにみたアルパカ・・と思ったらリャマだった写真)
4日間リハーサルして、本番は木曜日から来週末まで全10公演あります
小屋入り初日〜2日目のリハでは動線や照明、セットチェンジの確認でミュージシャンは待機時間も多くて、その時間を使ってブログ書きました😎
きょうもリハがんばります:)
ビーチリゾートで結婚式演奏のお仕事したよ
こんにちは!髙本(こうもと)りなです🍙
今日はちょっと短いブログです:)
去年からレギュラーのお仕事でバンドのキーボーディストをやっているのですが
きのう、ボストンから車で2時間、マサチューセッツ南部のケープコッドというビーチリゾートでパーティー演奏してきました!
(パーティーバンドのお仕事も、アメリカでとてもポピュラーな音楽のお仕事の一つです。また改めて紹介記事を書きます😎!)
ディナーとダンスパーティー会場、窓の外はすぐ海🏖
今日の演奏会場⛵️🕺椅子もテーブルも真っ白できれい! pic.twitter.com/O56YRoXkYP
— 髙本りな 🎹 Rina Kohmoto (@RinaKmt_pf) 2018年6月10日
パーティーの前の結婚式会場はなんと文字通りビーチの上でした😳❣️
プライベートビーチでとっても静か
きのうお仕事したケープコッドのビーチ🏖次回は遊びにいきたい! pic.twitter.com/kmpNFx4l1j
— 髙本りな 🎹 Rina Kohmoto (@RinaKmt_pf) 2018年6月11日
(君は踊れるよ、僕を信じて!というアルコールからのメッセージ)
ダンスパーティーはめちゃくちゃ盛り上がって、お客さんみんな大合唱しながら踊ってました。
アメリカはダンス文化なんだな〜というのをギグのたびに実感します!
ではまた:)
アメリカでの音楽のお仕事 − チャーチギグ(教会ピアニスト)について詳しく書いてみた
こんにちは!髙本(こうもと)りなです。(@RinaKmt_pf)
今日は、アメリカの音楽の仕事といえばまずこれ!と言ってもいいくらい機会豊富なお仕事、「チャーチギグ」について詳しく紹介してみたいと思います。
アメリカでの音楽のお仕事に興味がある方の参考になったら幸いです:)
(注:ボストン周辺のいくつかの教会でお仕事した体験を元に書いていますが、
礼拝のスタイルは教会によって本当に様々なので、ほんの一例としてお読みください🙏)
チャーチギグとは
キリスト教のサービス(礼拝)で讃美歌などの伴奏をするお仕事です。(ちなみに私は無宗教)
ピアノ(またはオルガン)だけのこともあれば、フルバンドが演奏するチャーチもあります。
↑ボストンの中心部。赤いのが全部チャーチです
アメリカには色々な宗教を信仰している人たちが住んでいますが、
その中でもやはりキリスト教徒の割合が多く、教会もたくさんあります。
教会といえば毎週日曜の礼拝です。みんなで讃美歌などを歌うので、曲を演奏するミュージシャンが必要です。ボストンには音大生も多いため、先輩・友達からの紹介や学校の求人情報から応募して、学業と並行して日曜日はチャーチで演奏している、という人がよくいます。
私は毎週ではなく、時々頼まれて予定が合えば引き受けるというスタイルでお仕事してます。
注:留学生が学外で働くことは法律で認められていません。合法に働くには、別途OPTというプログラムを使って労働許可を申請する必要があります(また詳しく書きます!)
礼拝の具体的な流れはこんな感じ!
こちらはボストンのとある教会の礼拝で使われた実際のプログラムです
(日付変えるの忘れて手書きで直してるところにアメリカらしさを感じる)
すっごく簡単に流れを言うと、
お祈りして、歌って、お祈りして、歌って歌って、詩篇を朗読して、歌いながら寄付を募って、聖書のお話を聞いて、歌って、お祈りする。みたいな感じです。けっこう歌います。
このチャーチでは、プログラムの中で太字で書いてある箇所の、Psalm(詩篇)以外のところが曲名です。
(最後から二行目のは「上で歌った曲の中からどれか一つ歌う」って書いてます)
歌が始まる前にステージの上にシンガーの人たち(worship leader ワーシップリーダーなどと呼ばれる)が出てきて、それでは◯◯を歌いましょう、といった言葉を合図にピアニスト/バンドが演奏をはじめます。
シンガーがステージに上がってこないチャーチもあって、牧師さんがお話してると思って油断してたら突然曲名を言われたりするので、聞き逃さないように注意が必要です。。
リハーサルはあるの?楽譜は事前にもらえる?
私がお仕事したチャーチは全てリハ無しだったので、基本的にリハーサルはやらないところが多いと思います。
(シンガーの方たちだけで平日に集まって練習している場合もあるみたいです)
楽譜も事前にもらったことはほとんどないです。
トラディショナルな讃美歌を中心に歌うチャーチでは、当日会場に行ってから渡された楽譜を初見で弾くパターンが多く、
ゴスペル系のチャーチでは、事前にYoutubeのリンクなどが送られてきて、自分で簡単にコード譜を作っていくことがほとんどです。
気になるお給料
これも本当にチャーチによって異なりますが、
私の経験では1件あたり$50〜150が相場という感じでした。
(1回のサービスが大体2時間〜2時間半くらい)
現在の為替レートで日本円で変換すると約5500円〜16500円です。(2018/6/7時点)
毎週の礼拝とは別に、特殊なイベント(イースターや何かのお祝い、お葬式など)の演奏に呼ばれたときはもう少し金額が上がります。
チャーチギグで大変だったこと・良かったこと
大変だったこと
シンガーがぜんぜん違うキーで歌いはじめる
良くあるハプニングが、
ピアニストがイントロを弾きはじめるのを待たずに、リードシンガーが違うキーで歌いはじめる
というものです。
本当によくあります😂
そういう時どうするかというと、
その人たちの歌ってるキーに合わせてその場で楽譜を移調して弾くことになります。
なので、その曲のメロディをちゃんと把握してないと大変です。。
結果的には自分のスキルアップに繋がったので良い経験でした!
フランス語で礼拝するチャーチ
何度か弾きにいったハイチ人チャーチでの経験です。
ハイチでは公用語がフランス語なので、そのチャーチの礼拝はフランス語で行われていました。
もちろん一言も理解できないのですが、
このチャーチはシンガーの人たちがステージに上がってこないタイプのチャーチで、
いつ歌が始まるかわからないので、牧師さんが曲名を言ったとき即座に反応できるように注意している必要がありました。
全くわからない言語をひたすら耳を澄ませて聞くというのが想像以上に大変でした。。。
(フランス語勉強したいなって思いました)
マイクスタンドが燃えた
これは大変だったことというか、事故なんですが、、
みんなが聖書の朗読をしているのをピアノの前で聞いていたら、祭壇上の蝋燭の火がすぐ隣に置いてあったマイクスタンドに燃え移って、目の前でマイクスタンドから炎が上がりました😨楽譜のファイルで何度か叩いたら消えたけど、びっくりしました。
良かったこと
柔軟な対応力が身についた
原曲通りに歌われることはあまりなく、盛り上がってくるとサビを何度も繰り返したり、またAメロに戻ってみたり、次どこに進むかわからない!ということもよくあります。
また、歌う場面じゃなくても、牧師さんがお話の途中で突然歌いだすことがあるので、知らない曲でもその場でメロディを聴いて伴奏をつけたりします。
そんな時の対応力が身についたのと、演奏中に何か起こってもあまり動揺しなくなったのが良かったです。笑
自分の知らなかった文化に触れることができた
教会というものに全く縁がなく生きてきたので、ステンドグラス・・パイプオルガン・・・みたいなふんわりしたイメージしかなかったのですが、
実際にチャーチギグをやってみて、牧師さんのお話がどんどんヒートアップしてほとんど叫んでるみたいになっていたり、聞いている参列者の人たちも感極まって泣き出していたり、ラテンアレンジされた讃美歌を歌いながらみんなで踊ってたり、想像してなかったことが沢山あってとても新鮮でした!
初めてパイプオルガンを弾けたのもすごくいい経験でした。
ゴスペル曲のレパートリーが増えた
ゴスペル系のチャーチギグを6回くらいやった結果、
弾ける曲のレパートリーが0曲から35曲に増えました:)
チャーチギグは楽しいよ
以上、私がボストンで経験したチャーチギグについて詳しく書いてみました。
次回はまた別のお仕事を紹介したいと思います:)
あたらしいブログ
こんにちは!
髙本りな(こうもと りな)といいます。(@Rinakmt_pf)
2015年に渡米し、現在アメリカでピアノやキーボードを弾くお仕事をして暮らしています。
音楽のことやアメリカでの仕事・ビザの話、
留学生活、語学、日々の暮らしのことなど色々書いていきたいと思います:)
これまでの主なお仕事
ミュージカルのオーケストラピアニスト・キーボーディスト
パーティーバンドのキーボーディスト(結婚式・企業パーティーなど)
音大ボーカル科、管弦楽器科の授業・試験伴奏
映画音楽レコーディングピアニスト
レストランBGMソロ演奏
チャーチギグ(教会ピアニスト)
その他コンサート、コンクール伴奏、レコーディングなど
簡単なプロフィール
瀬戸内海のちいさな離島で生まれ育ち、上京→早稲田大学中退→引きこもり生活を経てフリーランスで東京で活動。
突如思い立って2015年アメリカに音楽留学、2018年オールAで最優等卒業しました。現在はミュージカルやチャーチギグ、パーティ演奏、歌伴などを中心に演奏活動中です。
いつか玉置浩二さんのサポートで弾くのが目標です !
よろしくお願いします😊